ドローンについて(まとめ)

備忘録のためにプロフィールのドローンページを作ってまとめておこうと思う。内容は、購入からこれまでの状況とか今後の予定とか、規制等に対する考えとか、他にも自分が申請したこととかを書いておこうと思う。特に包括申請は年に1回やらなきゃいけないので、やり方を忘れてしまったらいけないので記録しておくかな。

ちょっとずつ追記しながら更新していく予定です。2023.3.11以降の追記の記録はコメント欄に書くことにします。

○現在所有しているドローンは2つ。

左:Tello EDU 87g

右:DJI Mini 2 199g

最初は、DJI Mini 2を2022年4月に購入して、ほぼ同じ時期にTello EDUを購入した。

 購入のきっかけは、いろいろあるんだけど、一番の影響はテレビで、テレビ(「ポツンと一軒家」かなw)を見ていると、ドローンで撮影している映像がすごく増えていることに気づいて、それがすごく気になって、さらに興味を持ち始めて、時を同じくして、ロシアのウクライナ侵攻でドローンが話題になったことも大きかったと思っている。

 そして、犬の散歩で、近くの山や海を徘徊していて、なんとなく、ここでドローンを飛ばせたらもっといい景色が見えるんだろうな〜、なんて思うことが多くなってきて、家に帰ってからネットでいろいろ調べてたら、無性に欲しくなって、そのままポチって、買ってしまったw。そして、今は室積を中心に「空撮、自然観測目的」で飛ばしている。できれば生息しているスナメリクジラを空撮したいと思っている。(いつの日か、このホームページに載ることを期待してほしいwww)

 写真にある2台を買うことにしたんだけど、それぞれの選択理由については、当時の事情で機体重量を優先条件としていた。

 まず、DJI Mini 2は、The 入門機種というやつで、一般的なドローンの利用目的を果たすことができ、手が届くところの価格の製品として選択した。

 そして、Tello EDUについては、学習用のモデルでプログラミングができるモデルとなっている。これで、カメラ映像をOpenCVライブラリで画像処理させて、自動制御できるシステムを作ってやろうと思ったことが購入理由となっているんだけど、OpenCVのライブラリとPythonのバージョン問題とかに直面して現在は途中で断念中です。まぁ、また時間ができたら再チャレンジするかな。

 DJI Mini 2について、入門モデルとはいっても今でも十分満足している。だけど、もっと腕が上達したら、まあ、いつになるかはわからないけどw、もっといい製品を購入したいと思っている。

 あと、この2台は中国製となるんだけど、中国製のドローンはいろいろと言われているんだけど、本格的に使うのでは無く、個人(業務用ではあるけど)で使う場合であったら、一番だと思う。2023.2.2の日記で掲載したけど、プロポの修理についても対応が良くて、すごく簡単に処理ができ、サポートも満足するものだった。

<国土交通省への登録や申請について>

①機体登録(法律で100g以上のドローンは機体登録をしなければならない)

 購入当時の法律で200g以上のドローンは機体登録をしなければ外で飛行させることができなかったんだけど、自分が購入したDJI Mini 2は200g未満になるので機体登録が必要無かった。なので、ほぼ規制の対象外にあったので、購入当時は好き勝手にあっちこっちで好き放題飛ばしてたw。(機体重量に関係無い規制もあるので、そこは注意して)

 それからその年6月の法改正で基準が100g以上となり、機体登録して、さらに機体番号(リモートID)を発信回路から発信させなければならないようになった。が、12月までに機体登録すると経過措置でリモートIDの発信回路は必要無く、機体番号を所定のルールに従って表示(僕はテプラを貼っている)すれば良いということだったので、急いで申し込んだw

 当時は今とは違うDRSというシステムに機体登録して、その後の申請はDIPS1.0となるんだけど、今はDIPS2.0に変わって全ての申請が一連でできるようになっている。(参考までに、当時は、登録がDRSで申請がDIPS、その後の飛行通報がFISSと分かれていた)

 気にしていたリモートIDの発信機能については、その時はドローンが対応していなかったけど、今はDJIのドローンは過去の機種も含めてほとんどがファームウェアの更新で本体にリモートIDを登録したら発信できるようになった。

 ※「機体登録」時の注意で、本人確認が必要で、僕は、マイナンバーで認証した。スマホとマイナンバーカードがあったら簡単にできる。(確か、本人確認は免許証とか他の方法でもできたと思う。そして、登録手数料が1500円ぐらい必要だったと記憶している?この辺りの記憶が曖昧w)

②操縦者登録

 包括申請とごっちゃになっているかもしれないけど、登録した機体に紐づけて、操縦者を登録しなければいけなかったと思う。そこで、飛行経験(時間)を申請しないといけない。これは、資格の取得や講習の受講義務とかが必須では無く、自分の飛行経験時間を登録すれば良い。

(※操縦者は機体登録時に所有者・使用者として登録するようになる)

(※飛行時間は飛行許可・承認の時に登録するようになる)

③包括申請(飛行許可•承認申請)

 僕は、令和4年7月1日から1年間の許可を取得していて毎年更新している。

(2022.6.29の日記で国土交通省からの許可・承認書を掲載)

(2023.6.13に改めて許可・承認されてそれを掲載)

※この申請はしなくても、人口集中地域外で安全を確保し、日中、目視内での飛行をすれば問題無く(レベルI許可•承認申請無し)飛ばすことができる。が、飛ばすことが多くなると、結局は、そうじゃない飛行をしたくなるので、申請することをお勧めする。

 この申請をすれば、一定の条件の下ではあるけど、一年間全国どこでも飛ばすことができる。ちなみに個別に飛行毎に申請もできるけど、国土交通省は事務処理が煩雑化するなどの理由によって、この包括申請をすることを推奨している。

 申請の仕方とかは、Youtubeを検索したら、参考になるものがたくさんある。まだまだ以前のDIPS1.0のものが多数だけど、DIPS2.0に置き換えて、注意しながら視聴するといいと思う。

 ここでの申請時の操縦者に関しては、前項と同様で資格や講習は必要無い。それなりの飛行経験があれば良い。これもあくまでも申告制となっている。(当然、虚偽な申請はダメだし、許可のないエリアでは飛ばせないから、経験を積むには禁止されてない安全なエリアで練習すれば良い。経験者と一緒なら尚更良い、安全なエリアを教えてもらえるし)

 「飛行経験時間」は10時間以上が目安となる(これが実際にやってみると、思ったより飛ばさないといけない)これって飛ばすだけなら家の中でホバリングしててもいいんだと思うんだけど、できれば外での目視飛行で八の字旋回とかを練習していればいつのまにか時間が経っているのでいいと思う。(個人的には旋回や八の字の練習は無茶苦茶やったw)

 僕の「飛行目的」は、「空撮と自然観測」とした。ちなみに趣味では無く、SNSやブログ等に掲載するため、業務として申請。(趣味「飛行経路を特定しないもの」では包括申請は通らない)

 申請内容についてのエリアは日本全国で、その他は以下のとおり

(レベルIIA許可•承認申請あり)

 「飛行禁止空域への飛行」は、「a.人又は家屋の密集している地域の上空(DID地域)」を飛行する。(その他の空域は包括申請では無く、個別申請しないと許可•承認されない)

 「飛行の方法」については、「b.夜間飛行」、「c.目視外飛行」、「d.人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行」を申請した。

 (「催し場所上空の飛行」、「危険物の輸送」、「物件落下」については包括申請では無く、個別申請しないと許可•承認されない)

 それぞれの飛行には適合性というものがあって、まずはドローンの機能については、「ホームページ掲載機」(今は「資料の一部を省略することができる無人航空機」)というところで対応機能を確認する。

  b.については、「資料の一部を省略することができる無人航空機」に基準クリアの記載がある。(夜間の目視外はダメ)夜景を撮影する場合は、目視できる範囲まで上昇させて撮影する(意外にある程度の高度が取れれば、遮る物がなくなるので十分すぎるほどの視野で撮影ができる)

a.とd.については、プロペラガードを装着して飛行させる。(装着時の写真をアップロード)

 c.については、「資料の一部を省略することができる無人航空機」では対応してないようになっているんだけど、追加で、カメラで様子を監視できる。補助者がつく、プロポで異常を把握できる、自動帰還のフェールセーフ機能作動で申請。(プロポと画面に写っている写真をアップロード)

※「目視外飛行」って基本的には補助者が必要となっているけど、現在の状況に鑑みて「無人航空機の目視外及び第三者上空等の飛行に関する検討会」というので「無人航空機の目視外飛行に関する要件」が定められていて、それを遵守すれば補助者に代替した飛行が可能となっている。例えばだけど、山、海上、ゴルフ場とかだったら第三者が存在する可能性が極めて低いので、補助者に代替するということ。(でも結局は、補助者無しの目視外飛行はレベルⅢ以上の飛行となるような記載があるかぎりあやしい行動になるので)、、、レベルIIAの申請で補助者有りで申請している。

※僕の考えとしては、空撮するのに目視可能なレベルでもかなりの視野が確保できて、満足するレベルの映像を撮ることが可能だと思っていて、目視外飛行は必要無いと感じている。ただ、ドローンでちょっと遠くまで飛ばしたりすると、気分爽快なので、そういったときは補助者をつけて目視外のフライトするのがいいんじゃ無いかなぁ。僕は規制前に腹一杯に飛ばし撮影しまくってるのでそう思うんだろうなぁw

あと、確かこの包括申請の時に「保険」の情報を登録する必要があった。(保険についてだけど、DJIは初回購入時に一年分の保険が付いていて、次の年の更新時から有償となる。そして、その時の利用目的は業務として申し込まないといけない。ホビーはNG)

そして、包括申請の審査期間は二週間ちょっとかかった。(見事に許可・承認されたました)

④飛行計画の通報•確認

 当時は旧FISS、今はDIPS2.0で登録。地図表示が重いので、そこそこのスペックのパソコンじゃないと厳しいかった。今は僕の新しいパソコンのスペックが高くなったのでそうは感じなくなった。(通報が必要な飛行をする場合だけ登録すればいい)

⑤飛行日誌•日常点検について

 通報が必要な飛行については、日誌を記録しなければならない。でも、基本全ての飛行を記録しておけばいいと思う。あわせて、整備、飛行前の点検を記録する必要がある。(電磁的記録でもいいので、エクセルシートの雛形を(作成2023.1)してそれに記録することにした)

【その他の飛行上の注意】

  航空法を遵守していても、条例やその他法律で規制があったりして、目的の場所で飛行できないことがあるので、注意が必要。ドローンが云々と明記した法律はほぼほぼ無いんだけど、普通に人が進入(立入)禁止となるエリアがあったら、そこは、届出が必要だと思う。

 例えば、スナメリクジラ捜索wwwの海周辺で飛ばす場合は、港則法、海岸法、港湾法とかがある。まぁ、結果は問題ないんだけど、僕もそれなりに調べてやってるw

(いろいろと案内しているホームページがあるので参照すると良い。ただ、禁止の表示とか、民法とか、墜落した場合の対応とか常識の範囲内で最低限のマナーを守る姿勢の方が重要かな)

 ちなみに僕の住む光市では都市公園条例で市内にいくつかある公園では基本禁止で届出無しでは飛ばす事ができない。(そもそもペットがダメなぐらいだからw)

 あとは、花火大会とか祭り、夏の海水浴場ではダメ(当たり前だけどねw)

 そして、山については、国有林(どこかは林野庁HP)のあるエリアへは入林届が必要となる。光市には国有林エリアは無いんだけど、対象となる地域で飛ばす場合は注意が必要となる。いろいろと調べると立ち入り禁止表示していない山って基本的に不法侵入にはならない(山菜を持ち帰っても窃盗罪にならなかったり、対応が難しい)ことが多いとのことなんだけど、逆に「立ち入り禁止」のカンバンには十分注意しないといけない。これは、登山や狩猟するのと同じ考え方になるわけで、とにかくマナーを守ることが大切かな。あと、予備知識としてだけど、国内のほとんどの山が民有地となるので、飛行の許可を取る時は、その辺りの注意が必要(公有地でも同じなんだけど、ここでは民有地が多いってことを言いたかった)。

 でも、まぁ自分の感覚だけど、思ったよりは、まだまだドローンに特化しての法整備は進んでいない無い印象だ。というか、規制よりは普及の方が優先されている印象かな。

 ここは、ネガティブに捉えるのでは無く、ポジティブに捉えることが非常に重要と考えている。これから始める人に対しても、「法律とかがあって、簡単じゃない」と言うのでは無くて、人にすすめる時は、「簡単に」飛ばせる場所、シーンがあって、まずはそのシーンで飛ばせばいいと案内して、参入障壁となるようなガイドはしないように心がけ、できる限り、世の中のドローン活動が活性化するように自分は対応していきたいと思っている。

等々

4件のコメント

  1. 最近更新しなくなってきたので、(作成中)の表示を削除。何か必要があったらそに都度修正して、コメント書きます。

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