メールサーバのリレー中継先を変更した

 自宅サーバではIPアドレスをダイナミックに割り当てているため、そのまま我が家独自のメールサーバから外部のメールサーバへメール送信できません。その理由は、固定IPでは無くダイナミックに割り当てられたIPアドレスのサーバからのSMTP接続は、対向のメールサーバがセキュリティ上に理由で拒否してしまうからです。

 そのためこれまでは、加入しているプロバイダ(ぷらら)のリレー用サーバ(mmr.plala.or.jp)を経由して送信していました。

 自宅サーバのメールは内部への送信はガンガンに使っているけど、外部向けは別のアドレスを使っているため最近ほとんどメールの送信をしてなかったので、気づかなかったんだけど、いつのまにかメールが送信できなくなっていました😅

 その原因は、加入しているプロバイダ(ぷらら)さんがメールリレー中継用の(mmr.plala.or.jp)のサービスを終了したからだった。

(この文章がぷららさんのホームページに記載されていた、消し込み線の入った文字で、いつからだったんだろう…)

メールサーバーをお客さまにて構築・運用される場合、迷惑メールの対策として、専用中継サーバー「mmr.plala.or.jp」を配送先として指定してください。
セキュリティ対策のため終了しました。

こりゃまずいってことで、対策を考えることにしました。

 固定アドレスを契約したり、メールリレーサービスを申込めばよくて、費用に関してはそれほど高いものじゃ無いので、問題無いんだけど、申込の手続きとか、これまで使っているインターネット接続サービスとの併用に関わる設定にちょっと煩わしいところがあるので、別の方法を考えていたら、以前はGmailのリレー中継サーバ(smtp.gmail.com)で中継する機能を使っていて、中継用のアカウントも持っていたことを思い出した。

 postfixのmain.cfを確認したら、当時の設定がそのままコメントアウトされて残っていたのでそれを復活させて使うことにした。

 当時は、そのまま利用したら送信者のアドレスがこのリレー中継用のアカウント名になってしまって、その解決策を調べずにプロバイダのリレー中継サーバを経由する方法を選択をしたんだけど、今回は選択肢が無いので解決する方法を調べることにした。

 これが思ったより簡単に探すことができて、Gmailの設定で「他のメールアドレスを追加」(アカウントとインポートタブの中にある)を設定すれば解決しました。

 そして、いろいろと試してみたが、まぁ問題無く使えることが確認できました。大したことないけど、以下の2点ほど気になる点があったけど、それも許容できる範囲かな。

 1.Gmail が署名(SPF/DKIM)するので、受信側のメールヘッダを見ると 追加されているのが見える。=>逆に安心だと思う。

 2.Return-Pathがリレー中継用のGmailアカウントになる。

 そもそも、相手にリレー中継していることがわかるのは以前からと同じなので問題無しなんだけど、上記の2.は我慢できる範囲なんだけど、ちょっとだけ面倒くさいかな。早速、ipadで常時確認できるようにリレー中継用のアドレスもメーラに設定しました。

 これでひとまずメール送信も安心です✌️

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